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7月の園だより

6月は、子どもたちの言葉にハッとさせられました。職員室前に飾っていた花が枯れていたので、捨てようとすると慌てて走ってきたAちゃん。「どうして捨てるの?かわいそう。」「枯れてたのよ」「捨てたらだめ。」きっぱりというAちゃんの言葉に、きれいな部分を残すことにしました。「うん、いいよ。」笑顔の素敵なAちゃんになりました。別の日、「園長先生、大変大変。」見ると大きな百合の花びらが1枚、B君の手のひらにありました。「かわいそうだから、お水に入れてあげて。」そこで、コップに水を張り、花びらを浮かべると「あーっ、よかった。」と安心した顔のB君になりました。また別の日、「山下先生はさあ、キャラクターのエプロンせんねえ。」「たとえば?」「それはさあ、ミッフィーとかさ、いろいろあるやん。だから山下先生は男っぽい。」着眼点が面白いです。ちなみに、ムーミンのミーのエプロンは着るのですが・・・。子どもたちは、子どもの世界を生きています。そしてその感性は、とても尊いものです。子どもたちの感性に驚き、心動かされる者でありたいと、願います。