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2月 園だより

ひかり組の男の子との会話です。「先生さあ、たくさんたくさん走れる?」「え?」「あのね、ずーっと走れる?」

「あのね、私はね、いっぱい体をほぐして、体操をして準備を沢山したら走れるんよ。」「ふーん。」「お兄ちゃん、お姉ちゃんと走ったら誰が早いかな?」「それはお兄ちゃん。お姉ちゃんより僕が早いよ。」「ほんとに?お姉ちゃんより速いんだ。すごいね。」とこんな会話を致しました。ほんの数分の会話ですが、彼なりに考えそして素朴な疑問を言葉にしてくれたんだと思いました。子どもたちが、自然に発した言葉に沢山の思いを感じることができます。

特にそれは同じ体験をしたときや大好きなことや物についての話をじっくり聞いてもらい、共感してもらえたと感じるとき、人は自分が自分でいてよいのだと、安心して次へ進んでいけるのではないでしょうか。

この幼稚園が『自分が自分のままでいて大丈夫!』と安心できる場所となるよう、子どもたちの言葉や行動を丁寧に受け止めていきたいと思います。